立春を迎える2月。
暦の上では春と言えども、まだまだ寒さは厳しく体調管理に油断は禁物です。
今回は、2月の鳥取県の旬の食材をご紹介します!
節分やバレンタインなどイベントが盛り沢山。旬の食材とともに2月を楽しみましょう♪
2月が旬!鳥取県の海の幸
鳥取県産若松葉ガニ
若松葉ガニとは「ズワイガニ」の脱皮後の雄のことです。
見た目は松葉ガニそっくりですが、脱皮直後ということもあって甲羅が柔らかく、
身やかにみそには甘い水分が多く含まれているのが特徴です!
その水分にはカニの甘みがたっぷり詰まっているので、カニ鍋やカニ汁などでよく食べられています。
松葉ガニに比べて割安感があり、鳥取県では親しまれているカニです。
近年、かに水揚量日本一として「蟹取県」を名乗る鳥取県の若松葉ガニ。
是非ご賞味下さい!
ちなみに、1月のものは脱皮直後で身入りが悪いのですが、
2月に入ると少しずつ身入りも良くなり、ツルんと食べやすいためイチオシですよ!
鳥取県産ホタルイカ
春の到来を告げるホタルイカ。
旬は1月〜5月で、透明に光っているものが新鮮とされています。
ホタルイカには発光器が付いており、青白く放たれる光は、何とも幻想的で息をのむ美しさですよね。
一般的には、ボイルして酢みそをつけて食べられることが多いようですが、
様々な加工品も作られており、お酒好きにはたまらない酒の肴でもあります♬
体長は4~7cmと非常に小さいのに、柔らかくむっちりとした食感と独特の甘みがあることも特徴です。
【ホタルイカの食べ方】
●酢味噌
茹でたホタルイカに酢味噌を付け、身から内臓までお召し上がりいただけます!
●刺身
新鮮なホタルイカの内臓と目玉を取り除いて、ショウガ醤油を付けると一層美味しく◎
鳥取県産サワラ
春の魚の代名詞、『サワラ』。
実は、鳥取県では、これまであまり漁獲されていませんでした。
しかし平成12年頃からどんどん漁獲量が増え、いまや鳥取の“顔”になっています。
鳥取県では秋から冬にかけて漁獲され、県内沿岸漁業ではハマチ等と並びトップクラスの水揚量を誇る魚種です。
また、「サワラの歯は冬になると抜ける」と漁師の間では有名な話。
そのため、この時期になると漁師たちは、サワラの「歯を利用する釣り」から「刺網」へ漁獲方法を変えて漁をするのだとか!
そんなサワラを選ぶコツは、
身のしっかりと硬いもので、目が澄んで、体色(銀色)が光っていること。
鮮度が保たれている時は透明感のある白身ですが、鮮度が悪くなるとすぐに白濁してしまうので、しっかりと見極めて下さいね♪
いかがでしたか?
今回は海の幸三昧で、鳥取らしさいっぱいのご紹介でした。
もうすぐ訪れる春の香りを感じつつ、残る寒さを吹き飛ばして健康に過ごしましょう!